nanoETCH

ソフトエッチング装置 Model. ETCH5A

グラフェン,CVD,2D,遷移金属ダイカルコゲナイド
グラフェン CVD プラズマCVD ウエハーレベル

 

Model. ETCH5A
ソフトエッチング装置

 
◉ グラフェン・TMDC  2次元物質のエッチング
PPA・PPMA等のレジスト除去
テフロン基板などのダメージレスエッチング
h-BN エッチング
SiO2 エッチング

Soft-Etching technology
RF<30W ローパワーエッチング 制御精度10mWで精密なエッチングコントロールが可能

 
ソフトエッチングは、2010 年に「炭素新素材グラフェンに関する革新的実験」でノーベル物理学賞を受賞したマンチェスター大学のA. ガイム博士率いるグラフェン研究チームとの共同開発技術です。
Moorfield 社のグラフェン合成装置・ソフトエッチング装置を採用以来既に3 台以上の装置が同研究機関で稼働しており、nanoETCH、nanoCVDは開発に欠かせないツールとなっています。又、nanoCVD、nanoETCH はNGI(National Graphene Institute)、GEIC(Grapnene Engineering Innovation Center, Manchester)他、欧州各国の国立研究機関にも多数納入されており、2D 研究で広く研究成果をあげられている信頼性の高い装置です。

グラフェン,CVD,2D,遷移金属ダイカルコゲナイド

nanoETCH チャンバー

グラフェン,CVD,2D,遷移金属ダイカルコゲナイド

寸法 804 (W) x 504 (D) x 460(H)mm

用途

  • 2D 遷移金属カルゴネナイド, 材料転写後のグラフェンエッチング除去、表面改質
  • PMMA, PPA等のポリマーレジスト除去
  • テフロン基板などのダメージを受けやすい基板の表面改質、エッチング
  • h-BNサイドウオールエッチング*
  • SiO2エッチング*

 

  • *『フッ化ガス供給モジュール』オプション要

応用事例

グラフェン・レジスト他ソフトエッチングの応用事例を紹介します。
 

グラフェン,CVD,2D,遷移金属ダイカルコゲナイド

 

主仕様

到達圧力 5x10-7mbar (5 x 10-6mbarまで約30分)
チャンバー材質・形状 SUS304 トップローディング式
チャンバー寸法・容積 Φ270 x 140(H) mm  8L
基板サイズ Φ3inch(標準)又はΦ4inch、Φ6inch
基板ステージプレート材質 アルミニウム
ステージ部 シールド・電源接続 SUS304(ケース、内部シールド)Nタイプ同軸コネクタ
真空ポンプ ターボ分子+ロータリーポンプ(ドライポンプオプション) 
真空計 WRGワイドレンジゲージ、キャパシタンスマノメータ(オプション) 
マスフローコントローラー 1系統(Ar)+ 追加2系統(N2, O2) 
フッ化ガス供給モジュール(オプション) MFC x 1(SF6, or CHF3) *MFCは合計3系統まで
プロセス後自動パージクリーニング
プロセス圧力制御 MFC流量手動調整、又はAPC自動制御(PIDループ制御) 制御精度1mbar
エッチング電源 RF30W, 又は80W, 150W(*4"のみ) 13.56MHz自動マッチング付
エッチング電源制御精度 1W(標準)、10mW(オプション)
電源 200V 単相 20A 50/60Hz 
冷却水 1ℓ/min 18-20℃ 0.2Mpa
プロセスガス 0.15〜0.17Mpa (99.99%推奨)
圧縮空気 0.4〜0.5Mpa
ベントガス N2 (99.99%推奨) 35kpa
'IntelliLink' Windows PC用リモートソフト 付属USBケーブルで装置に接続
・システムライブモニタリング(運転状態モニター)
・エラー解析
・オフラインレシピ作成登録 アップロード
・データロギング・CSVフォーマット出力
外形寸法(mm) 804 (W) x 504 (D) x 460(H)
重量(kg) 約40kg(*部品構成による。ポンプは除く)